動物界の生き物を分類してみよう

先日、動物界の生き物を分けました。
比較したり、分類することで、その対象について概念を深めることができ、論理的に考える練習にもなります。

違いや共通点を探す時、子どもなりに論理的に説明しようとしてくれるからです。
例えば「水族館にいるからイルカは魚の仲間」というのは、哺乳類と魚類という見方での分類は違いますが、水の中で暮らす生き物(水族館にいる生き物)と考えるときちんと筋が通っています。

また、考えをまとめる時に、その場で見た情報だけでなく、どこでその生き物を見たかなど、その生き物について今まで得ている情報を一生懸命引き出してくることも、よりたくさんの情報から考えをまとめるという複雑な思考にチャレンジしてくれていることになります。

よく「小さい時にたくさんの経験をさせておくと良い」という事を聞きますが、引き出しの情報を増やしておくと、「よりたくさんの情報から思考をまとめる」という頭の訓練になる側面もあるのではと思います。

動物界の分類については、その子の動物への興味の度合いにもよりますが、イルカ、クジラ、シャチ、コウモリなどが哺乳類であること。ペンギンが鳥類であること、飛べない鳥がいること。クモが昆虫類でないことや、カエル以外の両生類のことなどの話をしました。
「どうして飛べない鳥は飛べないの?」「恐竜は?」など、より深い特性についてや、進化の話にも及ぶ興味深い質問ももらいました。

専門家でない私が話せる内容はやはり限られますが、家に帰ってから話題にでたり、ご家族で1つでも調べるようなことがあればいいなと思います。